舶用電球株式会社-事務所

舶用電球株式会社は大正12年漁業用電球の専門メーカー(三園電球)としてスタートし、昭和3年には、世界で初めて蓄電池を電源とする低電圧用集魚灯の開発に成功、逐次100V、200Vの集魚灯も市場の要求に応じて大容量の製品を開発して漁業の夜間操業を可能にすると共に漁獲高の大幅増に大きく貢献しました。

昭和17年に同業二社を吸収合併し八紘電球有限会社と社名を変更、昭和20年戦災で社屋が焼失したが、目黒(東京)に社屋を設立、東京急行株式会社の指定工場として鉄道用電球の分野に進出、昭和22年に舶用電球株式会社として発足、昭和28年には防衛庁の認可を受け艦船用電球の生産を開始、同時に船灯用電球の運輸省(現在の国土交通省)型式承認を受け、現在では国内唯一の艦船用電球および船灯用電球の製造メーカーとなっています。

また、以前より船舶関係者から「品質が高く良い製品」と評価を受けていた耐振用電球も陸上部門に販路を広げ、表示灯用、車載用、特殊小形照明用などに部門に進出し事業を展開すると共に、昭和58年には将来の光源としてLED分野の製品開発に着手し、現在では経営の柱の一つに成長しております。

今後、私共は将来性の高い分野に注力し、「より品質の高い商品」「より地球にやさしい商品」開発を目指して経営を展開してまいります。

取締役社長 古谷 誠治